旭化成ケミカルズは12月8日、滋賀県高島市のあいばの地区内に爆発圧着クラッド「BAクラッド」の第2生産拠点を新設すると発表した。
爆発圧着クラッドとは、爆薬が爆発する際に放出する巨大なエネルギーを利用して互いに異なる金属同士を瞬時に圧着した金属板。
筑紫野工場(福岡県筑紫野市)で「BAクラッド」の生産を行っているが、第2生産拠点新設により、生産能力は約50%増加。今後も、世界的な需要拡大に対して高品質な「BAクラッド」を安定的に供給し、さらなる事業拡大を目指す。
■爆発圧着クラッド「BAクラッド」第2生産拠点概要
立地:旭化成ケミカルズ あいばの地区(滋賀県高島市)内
生産品目:爆発圧着クラッド「BAクラッド」
生産能力:約2000トン/年(新設後生産能力合計約6000トン/年)
工期:2015年2月着工、2016年4月稼働予定