コーナン商事が4月13日に発表した中期経営計画(2015~2017)によると、ポイントとして、財務体質の改善を図るため、在庫と借入金の削減を挙げている。
在庫の削減のために、在庫管理部を新設し、徹底的に在庫を減らす組織体制を構築した。
長期滞留在庫の整理では、割安コーナーの設置による販売促進を図る。また、翌年に持ち越さないように、季節商品の売り切りを図っていく。
倉庫在庫の削減では、販売に見合った仕入を行い、在庫が過剰にならないように努めていく。新貝塚・貝塚流通センターへの在庫集約により、商品管理の効率化を追求していく。
これらにより、在庫水準の適正化をめざし、スペース効率の向上、業務効率化による接客時間の創出、資金効率の向上を目指すとしている。