ブラジル日通は7月7日、ブラジル国家衛生監督庁から医療用器具の保管に関する企業活動認証を取得したと発表した。
ブラジル日通は、従来から自社倉庫管理システムの活用による徹底した在庫管理業務を提供してきたが、2014年の安倍首相来伯(ブラジル)の際に、日伯両国間での医療・保険分野での協力関係同意を受けて、今後日系企業によるこの分野での進出が見込まれることから、認可申請を進めてきた。
今年3月に取得した化粧水、香水、トイレタリー製品の保管に関する認証に加え、医療用器具の保管の認証も取得したことで、より幅広い貨物の取り扱いが可能となった。
認証取得を機に、対象商品についてより高品質なサービスを提供し、成長が見込まれる同国医療関連市場へ進出する顧客のサプライチェーンをサポートするとしている。
なお、ブラジルでは、公衆衛生にリスクを及ぼす恐れのある製品やサービスに対し、国家衛生監督庁が規制・管理・監視を行っている。
■取得拠点
名称:カジャマールロジスティクスセンター
所在地:Armazem E do CondominioEmpresarialJatahy Av.Marginal do Ribeirao dos Cristais, 500, (Rodovia Anhanguer,KM37-sentido interior – capital),Cajamal,SP,CEP 07775-240,B-azil