いすゞ自動車は7月28日、国土交通省にエルフのリコールを届け出た。
不具合の部分は動力伝達装置(フロントハブフランジ)。
小型トラックのフルタイム式四輪駆動車のフロントハブフランジにおいて、ドライブシャフトを接合するスプライン部の硬度が不足しているため、当該スプライン部が摩耗することがある。そのため、異音が発生するとともに、そのままの状態で使用を続けると、ドライブシャフトが空転して、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。
全車両、フロントハブフランジ、ドライブシャフトを対策品に交換する。また、泥水等の浸入を防ぐ為、ナックルシールを対策品に交換する。
リコール対象車の台数は計5194台。不具合の件数は189件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001140175.pdf