日精樹脂工業は1月11日、本社工場の生産体制の効率化と物流の見直しを目的に、昨年末、本社内北側の旧独身寮跡地に鋳物専用の倉庫を建設、1月から本格稼動を開始すると発表した。
鋳物倉庫は、平屋建ての延べ床面積1114.37m2で、倉庫内には700パレット相当の鋳物収納ラックを設置し、工場内物流の効率を高めている。
この鋳物倉庫は、鋳物加工を行う第5工場に隣接しており、これまで工場内に複数点在していた鋳物置き場を集約化し、射出成形機の素材としての鋳物を加工工場の近くに保管することで、鋳物の払い出し、加工、組立・検査して出荷する一連の流れにムダがなくなり、製品の品質維持および集中管理が可能となる。