丸紅ロジスティクスは7月6日、同社国内最大級の神戸物流センターが竣工した。
同社の阪神物流センター(兵庫県西宮市)の老朽化、スペース不足による拠点分散化に伴い、アシックスジャパンのスポーツアパレル、スポーツ用品を、外部倉庫も含めて同センターに集約し移転する。
2015年10月に、スポーツ用品大手であるアシックスの当時100%物流子会社であったアシックス物流の全株式を譲り受け(2016年10月に丸紅ロジスティクスと合併)、以降アシックスジャパンの物流を一括して受託している。
アシックスジャパンと国内ロジスティクスの改革に共同で取り組み、物流資産のオフバランス化、物流拠点集約、BtoBとBtoCの物流統合、国際調達物流の見直し等、各種取り組みを加速させて推進している。
改革の一環として、同センターを稼働させ、物流拠点の集約を進めるもので、8月稼働の予定。
施設の延床面積は5.1万m2で、同センターには、最新の自動化設備・ウェアラブル機器を導入し、更なる効率化・品質向上を追求する。
なお、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)においてAランクを取得し、自然環境・従業員の労働環境に配慮した設計となっている。
■神戸物流センターの概要
所在地:兵庫県神戸市北区赤松台1-1-100
敷地面積:33,875.24㎡
延床面積:51,029.67㎡
事業主:グッドマンジャパングループ
施工主:銭高組
構造:鉄骨造地上4階建て
丸紅ロジ/境古河物流センターが東日本基幹センターとして本格稼働