大和ハウス工業は9月29日、岩手県北上市北上南部工業団地で建設中だった大型マルチテナント型物流施設「DPL岩手北上」を竣工した。
この施設は岩手県において大和ハウス工業初のマルチテナント型物流施設。
グループが保有する経営資源(建築物の調査、設計、施工、建物の管理・運営に関するノウハウ)を組み合わせ、岩手県最大の物流施設「DPL岩手北上」を開発したもの。
「DPL岩手北上」は、平屋建て、延床面積2万8043.50m2、インターネット通販事業者や小売業者、東北全域への配送を手掛ける事業者等、複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界での市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。
最大4テナントの入居が可能で、約1800坪の区画から入居できる物流施設。また、各区画に事務所を設置することもできるなど、テナント企業の様々なニーズに対応することができる。
交通アクセス面では、「DPL岩手北上」は、東北自動車道「北上金ヶ崎インターチェンジ」から約200mと近接しており、東北全域へのアクセスが容易なため、物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業のニーズに応えることができる立地。また、JR東北本線「六原駅」まで約3kmと職住近接の就労環境が整っている。
■建物概要
名称:「DPL岩手北上」
所在地:岩手県北上市相去町大松沢1‐18
交通:東北自動車道「北上金ヶ崎インターチェンジ」より約200m
JR東北本線「六原駅」より約3km
敷地面積:4万5571.84m2
延床面積:2万8043.50m2
構造・規模:鉄骨造 平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:福田組
着工日:2016年12月19日
竣工:2017年9月29日
入居:2017年10月(予定)
総投資額:約40億円