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新宿区/新宿駅東口地区で荷さばきの集約化で社会実験

2017年10月18日/SCM・経営

新宿区は10月12日、新宿駅東口地区歩行者環境改善協議会(地域の関係者・国・警察・東京都・新宿区ほかで構成)が、東口周辺の荷さばきを集約化する「荷さばき集約化実験」新宿駅東口地区で行うと発表した。

<新宿駅東口地区に掲げられた看板>
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荷さばき対策と駐車対策を通じて路上駐車を減らすことで、道路を活用した賑わいを創出する取り組みで、一昨年から区が地元の関係者と連携して取り組んでいるもの。

今年は、まちのシンボルロードである新宿通りでの社会実験を1か月半実施するほか、荷さばき集約化では参加店舗数の拡大や取扱い荷物の品目の拡大などにも取り組む。

今後は、社会実験の結果を踏まえ、新宿通りのモール化と、新宿駅東口地区をより歩きやすく魅力的な歩行者空間とすることを目指すとともに、新宿のブランド力向上に向けて取り組んでいく。

なお、同時にパーキングメーターの適正利用を促す「駐車場所・駐車時間の適正化実験」、まちの魅力を向上させる「道路空間を活用した賑わいを創出する実験」も行う。

■社会実験の概要
SHINJUKU STREET SEATS
道路空間を活用した賑わい創出実験(国土交通省の社会実験に対する助成制度を活用)
実施期間:10月14日(土)~11月30日(木)
内容:新宿通り車道部分に仮設歩道「SHINJUKU STREET SEATS」を設置し、休憩施設等を設置した賑わい創出を行う。

新宿東口荷さばき集約化プロジェクト
荷さばき集約化実験
実施日:11月21日(火)、22日(水)
内容:店舗直送便の荷物を集約することで路上駐車を減らす実験

駐車場所・時間の適正化実験
実施期間:10月14日(土)~11月30日(木)
内容:路上駐車車両の路外駐車場への誘導とパーキングメーターの利用時間遵守を促すことで路上駐車を減らす

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