Wave Technologyは3月15日、搬送機や工事車両などのIoT化や自動運転化に対応する、「技術者教育サービス」と「高精度位置検出技術提供サービス」を開始したと発表した。
このサービスは、新サービスブランド「テクノシェルパ(Techno Sherpa)」の第一弾として提供するもので、IoT分野未経験の企業においても設計者養成と高精度位置検出技術の導入が行えることを特長とする、他に例を見ない業界初の取組みであると同社では考えている。
テクノシェルパの提供サービスは、「技術者教育サービス」と「高精度位置検出技術提供サービス」の二つを柱としている。特長は、IoT分野未経験の企業でも高精度位置検出技術の導入ができると共に、この分野のプロの技術者が養成できること。
技術者教育サービスでは、独自の講座プログラムにより、電子回路の知識・経験がない方でも安心して電子回路の実践技術習得が可能。
教育効果を最大化するために、社内教育ノウハウに基づく独自の教育メソッドを採用。要望に応じて技術者独り立ちまで支援。技術導入・立上げのコンサルティングとの併用でプロの技術者を養成する。
高精度位置検出技術提供サービスでは、提供技術は自動運転に代表される「高精度位置検出技術」に特化。搬送機や工事車両などのIoT化や自動運転などの現場レベルのオートメーション化のニーズに最適。高精度位置検出技術の製品化に不可欠な専門分野の実践技術を具体的ニーズに沿って提供。あわせて、技術の導入・立上げをコンサルティングで支援する。
テクノシェルパを活用することで、高精度位置検出技術を扱えるプロ技術者が顧客社内で養成でき、その結果、業界全体の深刻な技術者不足に縛られることなく開発・設計を加速することができる。さらには、事業化のための資源の集中と投資費用抑制の効果を得ることができる。