日本通運は6月29日、東京都港区の日本赤十字社に昨年10月に3台の移動採血車を寄贈したことで、内閣府より紺綬褒章を受章したと発表した。
寄贈は日本赤十字社が、全国で280台の移動採血車を運用しているが、平均車齢は耐用年数である10年に近い8.6年となっており、年々老朽化が進んでいること、最も身近なボランティア活動である献血の支援を図り、献血協力者を日々必要としていることから行ったもの。
東京都・愛知県・大阪府の各赤十字血液センターへ、それぞれ1台ずつ計3台を寄贈し、寄付金額は1億1191万5000円となる。
日通はものを運ぶことを通して人、企業、地域を結び、社会の発展とともに歩んできた。今後もその責務を果たしていくとともに、社会貢献活動に積極的に取り組んでいく。