イーソニックは12月21日、超音波を利用した高精度の「指向性超音波ビーコン(自社製)+アプリ開発」による屋内測位ソリューションの提供を、2019年1月中旬から開始すると発表した。
倉庫内での商品ピッキング補助や、地下鉄、空港、ショッピングセンター、地下街などのナビゲーション、大型地下駐車場での駐車位置の記録・案内などの用途を見込んでいる。
指向性超音波ビーコンは、指向性のある超音波を使用することにより、誤差1メートル以内と、Wi-FiやBluetoothを使ったビーコンよりも高精度の位置計測が可能。出力される高周波の超音波は、変調をかけることで通常のスマートフォン(一部の機種を除く)のマイクでも取得することができる。
指向性超音波ビーコンとアプリ開発をセットにしたソリューション提供に加え、アプリ開発を独自に行う利用者に対しては、指向性超音波ビーコンの個別販売(最小購入台数あり)や、指向性超音波ビーコンのID信号を受信するために独自開発したSDK(Android版、iOS版、Linux版)の提供も行う。