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NEC/Eコマース製品、企業内業務統合製品を強化

2002年02月11日/未分類

NEC(NECソリューションズ)は、企業の基幹システムのインターネット対応や、ECの導入・企業間連携・企業内の業務統合を実現するEビジネスシステムの構築および各システム間のスムーズな連携などを可能とするEビジネスシステム基盤製品群「ActiveGlobe(アクティブグローブ)」の販売を開始した。
あわせて、「ActiveGlobe」を構成する製品2種の強化を行い、Eコマース製品「ActiveGlobe CommerceSiteExpert V3(アクティブグローブ コマースサイトエキスパート)」、および企業内業務統合製品「ActiveGlobe HubIntegrator(アクティブグローブ ハブインテグレーター)」の名称で、販売開始する。
「ActiveGlobe」と強化製品2種の概要は次の通り。
Eビジネスシステム基盤製品群「ActiveGlobe」
「ActiveGlobe」は、アプリケーションサーバ製品・BtoB連携製品・企業内業務統合製品・企業情報ポータル製品・Eコマース製品・Java開発環境を統合したもの。構築されたEビジネスシステム間のスムーズな連携を実現するとともに、将来の業務拡張や新サービスの提供をふまえたシステム構築を可能とするものであり、主な特長は以下のとおり。
(1)既存のシステム資産と連携したEビジネスシステムの構築が可能
既存の基幹システムや情報資産を活用したECサイトや企業情報ポータル、企業内業務統合など、新たなEビジネスシステム構築を実現することができる。また、BtoB連携により企業内・企業間をまたがるビジネスプロセスの最適化を図るシステム構築が可能であり、業務の効率化を実現することができる。これらにより、迅速かつきめ細かな顧客対応を可能とするシステム構築や、より付加価値の高いサービス提供を実現することができる。
(2)最新のインターネット技術に対応したシステム構築が可能
JavaやEJB、J2EE、ロゼッタネット、SOAP、ebXMLなど、最新のインターネット技術や標準技術に対応しながら、高い信頼性・可用性・性能を有するシステム構築が可能。
(3)短期間かつ経済的なシステム開発が可能
システム構築の方法論や既存資産をJava環境に移行するためのツール、モバイル対応ツールなどを含むJava開発環境を提供することにより、短期間かつ経済的なシステム開発を可能としている。
Eコマース製品「ActiveGlobe CommerceSiteExpert V3」の提供
「ActiveGlobe CommerceSiteExpert V3」は、BtoBおよびBtoCの販売サイトを中心としたECシステム構築基盤であり、このたびの主な強化内容は以下のとおり。
(1)コラボレイティブコマース対応の強化
顧客管理や製品情報管理、オーダ管理など、他のシステムとの連携を容易に実現するためのデータ管理機能とカスタマイズツールを拡充し、コラボレイティブコマース対応の強化を図っている。これにより、ClarifyなどのCRMシステムやSCMシステムなどとの連携を短期間かつ経済的に実現する。
(2)ユーザニーズへの柔軟な対応を可能とするカスタマイズ性の強化
JSP生成機能(注)を強化していること、データベース関連のカスタマイズを一括して行なう機能を新たに提供していることなど、カスタマイズ性の強化を図っている。これにより、様々なユーザニーズに対応したECサイト構築を容易に実現することができる。
企業内業務統合製品「ActiveGlobe HubIntegrator」の強化
「ActiveGlobe HubIntegrator」は、企業内の業務統合や業務連携を実現するEAI基盤。新たに、「BEA WebLogic Integration」を構成製品に加えたことによる主な強化内容は以下のとおり。
(1)豊富なアダプタを提供
J2EEを全面的に採用したEAI機能を実現。豊富なアダプタが用意され、またユーザー特有のアダプタの開発キットも提供。ERPやCRMをはじめ、既存業務アプリケーションとの連携を容易に実現する。
(2)XMLをベースにした業務統合を実現
システム間で利用されるデータをXMLで統合すること、ビジネスプロセス管理との連携が可能であることなどにより、部門間での効率的な業務統合を実現する。

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