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三菱商事/携帯電話に2次元バーコード利用

2002年07月25日/未分類

三菱商事(株)は、2次元バーコードと携帯電話を用いた個人認証・決済システム「モバイルシンボル」を7月26日に日本武道館で行われる「RIP SLYMEの無料(タダ)ヒミツライブ」のチケットシステムとして導入する。
同ライブは、7月24日に発売される「RIP SLYME」のニューアルバム「TOKYO CLASSIC」購入者の中から抽選で約1万名を招待して行われる無料ライブ。
ライブ参加希望者は、購入したアルバムに同封されている応募方法に従い、インターネットで応募サイトにアクセスして応募し、当選した方には、携帯電話にチケットメールが返信される。
入場受付にて全ての入場者が従来のチケットの代わりとなる2次元バーコード(モバイルシンボル)を表示させ、読取機にかざすことで入場することができる。
モバイルシンボルの導入により、チケットの印刷・発送費用を抑えることができ、今回のように、日本中で5 000万台以上普及しているドコモ、au、ジェイフォン、ツーカーなど全てのインターネット対応携帯電話(PHSを除く)を使い、告知から実施まで3日という、短時間で1万人以上という大規模の人数に対するチケット申込み、配布処理も可能となった。
また顧客側もチケット受け取りなどの手間が省け、双方にとって利便性のあるシステムであると共に偽造、複製などに対するセキュリティ性も検証済み。
三菱商事及び本モバイルシンボル事業のパートナー企業であるウェルネット(株)は、来春、コンビニエンスストアで約15 000台の読取機の導入が決定しているモバイルシンボルによるコンビニ代金収納システムの立上げに向け、パルコ劇場主催の「ダブリンの鐘つきカビ人間」などでの試験導入を数多く行ってきた。
今回は最終的なフィールドテストを兼ね1万人以上の観客を約1時間半の時間内にモバイルシンボルのみを使って入場させるという、全世界初の試みであり、携帯電話を用いたチケットシステムの普及を今後本格化させる上での大きな契機になると予想される。

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