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日本IBM/SAPジャパンと 日本のe-ビジネス市場拡大に、戦略的協業強化

2002年07月25日/未分類

SAPジャパン(株)と日本IBM(株)は、国際競争力向上の手段としてe-ビジネスを展開していく企業のITインフラを提供していくため、両社の協業関係をさらに強化していく。
協業の分野を従来のSAP R/3というERPの分野から、mySAP CRMやmySAP SRM、mySAP SCMなどの全ソリューション領域に拡大し、さらにサービス、ソフト、ハード並びに全産業で包括的な協業を強化し、IBMのデータベースDB2(R) や高性能サーバーなどを拡販する。
協業内容
・ソリューション分野での協業範囲拡大
ERP分野におけるSAPソリューションの品質向上のため、SAPジャパンと日本IBMが2001年2月に設立し、共同で運営しているSAC(Strategic Alliance Center)を発展させ、mySAP.comソリューションすべての支援機能を拡張することにより、CRM、SRM、SCMの共同デリバリー体制を構築する。
また、日本IBMではSAP R/3および各ソリューションのコンサルタント、営業・技術サポートなどのサービス要員を2002年内にトータルで延べ700名に増員する。
CRM、SRM、SCMの分野においても、日本IBMでSAPのソリューション群の販売を開始し、両社で専任のスタッフを設置し、教育プログラムや技術・営業面で協力していく。特にCRM分野での協業については、ERPを導入済みの企業がCRMソリューションの導入の検討している際、日本IBMとSAPジャパンの両社が技術・営業面などで協力して、ERPとCRMを連携させるサービスを提供する。
・顧客規模・業種・地域各分野におけるカバレッジの拡大
(1)中堅企業向けの分野
日本IBMのETSC(ERP Template Solution Center)ソリューションのコアである業務テンプレート「SMOOTHテンプレート」を両社で拡販し、中堅企業の顧客にmySAP.comソリューションを短期間で低コストかつ高品質に提供する。また日本IBMは、中堅企業の顧客を対象としたSAPソリューションの専門サポートを強化する。
(2)金融・公共・公益など業種向けの分野
製造業をはじめとする既存の顧客、金融や公共など新規の顧客に対しても両社のノウハウを持ち合って、営業協力やソリューション開発の技術支援などを推進する。
公益分野では、SAPが開発する電力会社向け業務管理システムの開発プラットフォームにDB2を採用し、日本IBMからハードウェアの提供と開発への参加を行う。
(3)地域ごとにおける協業
各地域の組織ごとでも連携を進めていき、現行の関西地区に加え、中部地区でSAPジャパン名古屋支社との協業として日本IBM中部支社内にSAP専任のチームが発足した。

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