LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

三井物産/上海宝鋼集団と鋼材加工物流網構築に基本合意

2002年08月01日/未分類

三井物産(株)は、昨年12月、鋼材加工物流網を中国全土で共同展開することに基本合意、6ヶ月間に亘る協議を経て、7月23日に上海市において包括協定書に正式調印した。
中国を代表する企業集団である上海宝鋼集団と1992年4月に総合合作協定書を締結し、機械・船舶・鉄鋼など様々な分野で業務提携・合作を行っていた。
上海宝鋼集団と三井物産は出資参画している現地コイルセンターを統合・共同運営することに加え、中国各地に新たな鋼材加工・物流拠点を共同で設立し、中国全土に鋼材加工物流網を構築することで合意、包括協定書を締結した。
日系Transplantを含む自動車、家電産業を主要客先と位置付け、5年後には年間250万トン程度の鋼材加工能力を持つ鋼材加工物流網とする計画。
統合の第一段階として、宝鋼が出資している上海浦東のコイルセンターに同社は新たに出資参画することを決定。これを「上海宝井鋼材加工配送有限公司」(資本金:約12百万ドル)、宝鋼と同社の出資比率は65:35を予定し、設立登記は8月になる見込み。
今後は同社を核として両社が出資参画している青島、重慶、無錫、杭州、広州等のコイルセンタ-を漸次統合して行く。
この合弁会社は、上海宝鋼集団の全面的支援を受け、三井物産からは鋼材加工・保管・輸送ノウハウ、SCM技術、鋼材電子商取引システム等のさまざまな知的ノウハウの提供を受ける。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース