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日商岩井マシナリーシステム/廃棄自動車のマテリアルリサイクルプラント販売

2002年08月01日/未分類

日商岩井(株)の100%子会社、日商岩井マシナリーシステム(株)は、ベルギーのサリップ社(以下::Salyp N.V.)が開発した、世界初Automobile Shredder Residue(以下:ASR)のマテリアルリサイクルプラントに関する、国内の販売権を取得し、2004年4月から施行される「自動車リサイクル法」を見据えて、国内販売を積極的に進める。
ASRは、自動車廃棄時に、リサイクル不可能なシュレッダーダストを意味する。現在、廃棄自動車は、国内で年間約500万台発生し、その内リサイクル不可能な樹脂やゴムである、シュレッダーダストは約20-25%を占める。現在それらは埋め立て廃棄や焼却処分されており、毎年約80万トンのASRが発生していると言われている。
 
本プラントは、今まで行われてきた埋め立てや焼却といった工程とは異なり、熱の発生を伴わず、ASRを種類別に分別し、再資源化を計る世界唯一の技術。
オランダでは、2003年中頃に大規模なASR等のリサイクルセンターが完成する予定で、そこで用いられている技術はサリップのもの。2015年には自動車リサイクル率が日本、欧州で95%に目標設定されているが、同技術を用いれば2007年には同目標をクリアーできると期待されている。
日商岩井マシナリーシステムは、今月可決された「自動車リサイクル法」にいち早く対応し、サリップ社の技術を導入して、日本の公共・民間団体及び、廃棄自動車を中間処理する破砕業者のみならず自動車製造業者にも本プラントを紹介していく。

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