横河電機(株)は、工場・倉庫における資材や製品などの流れを管理・監視・制御するパッケージソフトウエア「MaterialStream」を開発、販売を開始した。
このパッケージソフトウエアは、物流センター・生産工場における物の流れをリアルタイムに管理し、適切なタイミングで制御することにより、リードタイムを短縮し、スループットの増大を支援する。
FAシステム構築のノウハウを活かし、上位ERPシステムへの橋渡しをするWMS・MESゾーンをカバーする事で、現場の自動化システムとの一体化操業を実現する。
本製品は、10月15日から幕張メッセで開催される『国際物流総合展2002』に出展する。
開発の背景
スループットの最大化、総投資の削減、環境の変化に柔軟に対応する生産・物流 システムの構築、さらにはリアルタイム経営の実現など、企業に課せられたテーマ は、ますます多様化しています。そのための、入荷から出荷に至る一連の物の流れをリアルタイムに管理するWMS、MESの役割が重要となる。
「MaterialStream」は、今まで通常数ヶ月間を要した同種システムの 基本システム構築を、約1週間でおこなうことが出来ます。このように顧客に合ったシステムを短期間で、かつ安価に構築することが出来る。
製品の特徴
1.セミカスタムパッケージ
同社が開発したシステム構築支援ツール“FIT”(Flexible system integrationtools)により基本システムを構築し、ユーザ固有の機能をアドオンする。また、引当ロジックや搬送ロジックなどの内部ロジックは、基本システムをカスタマイズすることにより、ユーザの個別システムに適合させていく。
2.高品質・短納期・低コスト
システム構築支援ツールFITを使用する事で、物流センタ・工場のレイアウトデータベース、品種関連データベースを生成し、さらに、マスタファイル、標準端末画面、標準帳票を作成する事が出来る。基本システムを容易にかつ正確に構築する事でシステム開発期間の短縮と開発コストを削減し高品質のシステムを提供する。
3.自動化システムに柔軟に対応
自動搬送モジュール・搬送制御モジュールにより、様々な自動化システムとの接続が容易に行える。
主な市場:食品、薬品、電子、電気、自動車、機械、化学、流通などの各業種
用途:物流システム、製造管理システム、SCMシステム
販売目標:
2002年度20システム
2003年度100システム (国内販売のみ)
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横河電機/サプライチェーンソリューション支援ソフトウエア「マテリアルストリーム」開発・発売
2002年10月14日/未分類
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