ANA、矢崎総業／タクシー専用「自動マイル加算システム」共同開発

全日本空輸(株)（以下：ANA）と矢崎総業(株)は、タクシー専用の「自動マイル加算機」を共同開発し、2003年2月1日より、本機器を搭載したタクシーを使うとその場でANAのマイルを貯めることができる「自動マイル加算システム」サービスを開始した。
2003年2月1日より開始するANAの「あいのりタクシー」サービスに導入するのを皮切りに、矢崎総業が全国のタクシー会社を対象に「自動マイル加算システム」の販売を開始し、本システムを導入したタクシー会社から順次サービスを提供する。
タクシー専用の自動マイル加算機の開発、および本機器を使った「タクシーマイレージサービス」のご提供は、日本でも初めて。
ANAでは、2002年9月よりANAマイレージサービスと提携するタクシーに乗車いただくと、利用金額に応じてマイルが貯まるサービスを開始しているが、「自動マイル加算システム」サービスの導入により、タクシー利用時にその場でマイルが貯まるサービスご提供する。
また矢崎総業では、2001年よりタクシー会社の顧客サービス向上を図るべく、タクシー利用時にクレジットカードで利用料金を決済できる「モバイルオンライン決済システム」の導入を進めてきた。
今回は、更にANAマイレージカードでご利用料金に応じたマイルを登録できる「自動マイル加算システム」を開発し、今後全国のタクシー会社を対象に販売していく。
全国850万人の会員を対象とするANAマイレージサービスで、タクシーマイルサービスに「自動マイル加算システム」を導入することで、タクシー会社の更なる顧客サービスの拡充につながり、矢崎総業が提供するメリットは大きいと判断している。