LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ヤクルト/ダノンと戦略提携

2004年03月08日/未分類

(株)ヤクルト本社とグループダノン(フランス)は、相互の信頼に基づき、両社の独自の強み、社風とビジネスモデルを活かした、互恵的かつ協力的な戦略提携を行った。

提携は、食品と飲料の分野における同社とグループダノンの世界的なリーダーシップを強化し、両社の成長をさらに加速することを目的としている。

両社は、海外プロバイオティクス分野を中心に、ヤクルトの技術力と独創的な販売網と、グループダノンの世界的なプレゼンスとマーケティング力を活用して、両社の相乗効果を十分に発揮できる様々な協力を行い、互恵的な提携関係を構築する。

この提携を実行に移すために、同社とグループダノンは、共同して、常設の「リエゾンオフィス(提携推進室)」と「グローバル・プロバイオティクス委員会」を設立する。

常設の「リエゾンオフィス」は、当面は海外におけるプロバイオティクス分野において両社にメリットのあるプロジェクトを推進し、提携関係を具体的に実行に移し、「リエゾンオフィス」は東京に設置し、両社が1名ずつ派遣する共同代表者と常勤の従業員により運営する。

また、「グローバル・プロバイオティクス委員会」は、教育機関等を通じた啓蒙活動や、消費者、行政当局と学会等とのコミュニケーション、プロバイオティクス分野における研究開発活動の支援等を通じて、プロバイオティクスの理念を幅広く浸透させることを目指す。

更に、両社の関係を確固たるものとし、提携の成果を最大限に実現するために、両社は相互に取締役を派遣することに合意した。

グループダノンは、2003年12月現在、ヤクルト発行済み株式(自己株式を除く)の20%を保有する筆頭株主となっている。グループダノンは、ヤクルトへの出資を「ヤクルトの事業とマネジメントを信頼した長期的な投資である」としている。

ヤクルトは、グループダノンから、提携契約の規定に従い、独自の文化、ビジネスモデルと独立性を尊重し、実質的な支配権を追求しないとの確約を得ている。

今後の持ち株比率は、契約後5年間は現在の持ち株比率を引き上げず、その後の5年間に付いても、仮に買い増しを行った場合でも、実質的に過半数となるような水準は超えないことにつき合意している。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース