日本通運（株）の平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結）の経営成績は下記のとおり。
当第3四半期のわが国経済は、世界経済の減速、原油高の影響などにより、景気回復の足取りは一段と緩やかになり、物流業界におきましても、国際関連貨物は堅調であったが、国内貨物輸送量の減少傾向が続くなど、厳しい状況のままに推移した。
この結果、当第3四半期の売上高は、海外子会社を含めた国際関連貨物の取り扱いが順調に推移したこと等により1兆3,168億円と、前年第3四半期に比べ5.5％の増収となった。
しかし、利用運送費・燃油費の高騰や台風・地震の影響等もあり、営業利益は345億円、経常利益は378億円と、それぞれ前年第3四半期に比べ2.1％、0.5％の減益となった。
