大東港運(株)の平成17年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。
当第3四半期におけるわが国経済は、国内民間需要の増加や世界経済の景気回復・拡大に伴い景気は堅調に推移した。
また企業収益の改善・設備投資の増加が進む中で、雇用情勢も改善されつつあり、同企業集団が主力とする生鮮・冷凍食品の輸入環境は、牛肉・鶏肉の主要原産国からの輸入が停止した影響により、総じて厳しい状況で推移した。
その中において、畜産物は、牛肉は豪州産等の増加、豚肉は牛肉の代替需要による増加、鶏肉は加熱加工品の輸入再開やブラジル産の増加等により輸入量は徐々に回復した。
また、水産物・農産品については、それぞれ堅調に推移した。
このような状況下において、当企業集団は営業活動に積極的に取り組んだ結果、牛肉・鶏肉原料(生肉)は減少したが、豚肉・鶏肉加工品・水産物・農産品でカバーし、前年同期並みの取扱量を確保することができた。
その結果、当第3四半期の連結売上高は前年同期間に比較し3億79百万円増(3.7%増)の104億89百万円。
利益面は、連結経常利益は4億84百万円となり、固定資産売却益を3億31百万円計上した結果、連結四半期純利益は5億59百万円になった。