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トーハン/桶川事業所新築工事の上棟式挙行

2005年02月20日/未分類

(株)トーハンは、埼玉県桶川市に建設中の「(仮称)トーハン桶川事業所」新築工事の上棟式を執り行った。

「(仮称)トーハン桶川事業所」は、出版SCMの構築を目指して推進中の書籍流通改革「桶川計画」の基盤として昨年8月に着工し、5月末に建築完成、FA工事の後、今秋より段階的に稼働の予定。

上瀧会長は、「この組み上げられた鉄骨の広大な作業現場を見まして、これから我々が進めようとしている計画の意義を改めて感じております。それと同時に、今出版界が直面している厳しい現状にあって、業界のインフラはもちろん、需要創造型の書籍SCMセンターとして、これからの出版流通、長年業界で成し得なかった懸案に取り組み、なんとしても達成する所存です。少子高齢化、生徒・児童の学力低下といった、日本の将来を考えますと憂える状態は、本を読まなくなってきたことに原因があり、幼児の頃から、そして学生・若者は当然ですが、高齢化社会にあっては高齢者に至るまで読書を盛んにして、わが国の出版文化の向上・発展のためにも尽くしていかなければならないと決意を新たにしております。」と挨拶した。

「(仮称)トーハン桶川事業所」は、最新鋭のFA設備を備えた書籍の送品・返品センター「SCM流通センター」、出版社との協働センター「出版QRセンター」、取引先出版社・書店をWebで繋ぐ業界インフラ「SCMデータセンター」からなる書籍の総合物流拠点で、投資額はこれまで最高の300億円となる。

65,400㎡(19,800坪)の敷地に、延床面積76,300㎡(23,100坪)の5階層で建設され、1階「書籍注文品センター」、2階「書籍返品センター」、3階「書籍商品センター」、4階「本の特急便/EC事業」、5階「出版QRセンター」のフロア構成で、これまで分散していた物流拠点(送品6ヵ所、返品6ヵ所)を集約します。各センターは今秋から段階的に稼働し、まず11月に書籍返品センター、SCMデータセンター、出版QRセンターが部分稼働。平成18年下期には書籍注文センターが稼働の予定で、これにより業界初の出版SCMが完成する。

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