T-Engineフォーラムは2月24日より（株）京急ストアで農林水産省による平成16年度食品トレーサビリティ開発実証店舗実験を行う。
実験は、総務省等の委託を受けて、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所が進めている、全ての「モノ」や「場所」を自動認識し、必要な情報サービスをうけることを可能にする、最先端のユビキタスID技術を利用している（具体的には、総務省「ユビキタスネットワーク技術の研究開発（超小型チップネットワーク）」。
実施期間は、3月2日までで、京急ストア能見台店B1F食品売場の「牛乳、豆腐、米、ジュース、青果」に対して行い、牛乳・豆腐を中心に、生産・流通から販売段階までucodeタグ（ユビキタスコードタグ：今回はバーコードと電子タグを併用）を貼付し、トレーサビリティ目的の履歴情報を収集・記録・管理するシステムを運用する。
ucodeタグ付きの食品を京急ストア能見台店食品売場にて、一般消費者に販売し、店舗に、店舗内ディスプレイおよびユビキタスコミュニケータを設置し、ucodeタグを読み取ることで、その食品の生産履歴や流通情報を閲覧することができる。
また、携帯電話にてucodeタグを読み取ることで、同様の情報を閲覧することができる。
協力団体は、京急ストア、（有）協同牛乳、（株）くらまき豆腐店、（有）大槻商店、（株）むらせ、東光食糧（株）、（株）ベストフーズ、よこすか葉山農協、（株）横須賀テレコムリサーチパーク。
連絡先：
T-Engineフォーラム事務局（YRPユビキタス・ネットワーキング研究所内）
担当：伯田、田口
東京都品川区西五反田2-20-1第28興和ビル
TEL03-5437-2270
FAX03-5437-2271
