日本郵船(株)は、韓国南部発電(株)が行った新規石炭専用船の国際入札に応札、落札した。
同社は、昨年6月に長期契約を結び、オーストラリア産炭を輸送予定の韓国電力公社(KEPCO)の発電部門会社5社の1社。南部発電にとっては、初めて韓国以外の海外船社との長期契約締結となる。
契約期間は2005年7月から5年間で、年間約80万トンのインドネシア産炭を新造ばら積み船(87,000トン)で輸送する契約となる。
この石炭は、増大が見込まれる韓国の電力需要と2007年から翌年にかけて稼動を開始する新規火力発電ユニット2基の発電用として使われる。
契約概要は、輸送契約が5年、輸送量は年間約80万トン で、2005年7月から、パナマックスサイズバルカー(87,000トン)1隻で輸送する。