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NEC/ITアウトソーシングビジネスを東南アジアで加速

2005年07月06日/未分類

東南アジア地域の販売統括法人であるNEC Solutions Asia Pacific Pte. Ltd.(以下:NECSAP)は、アジアで豊富なITコンサルティングの実績を有するABeam Consulting Pte Ltd社(ABeam Consulting Ltdの地域統括会社、代表者:Steve Allen、以下:ABeam)、および暗号化技術など優れたセキュリティノウハウを有するPointsec Mobile Technologies社(代表者:Oscar Moren、以下:Pointsec)とパートナーシップを締結した。

これによってNECSAPはITマネージドサービスなど、より広範なITアウトソーシングビジネスを、シンガポールを起点として東南アジアで幅広く展開しする。

NECは昨年11月にABeam Consulting Ltdと資本提携を行い、同年12月に第三者割当増資の引き受けを含めて約100億円を出資した。

今後、2010年までの間にABeam社の株式100%%を取得する予定で、NECは、ABeam社が有するアジアを中心とした約500社へのコンサルティング実績や、ERP、CRMなど基幹業務システムの導入サービスといったノウハウと、NECのITネットワーク統合ソリューションを融合させて、IT分野での戦略的コンサルティングサービスや基幹業務システムパッケージ関連サービスを提供することが可能となった。

このたびのパートナーシップをベースにNECSAPは「NEC Managed Services Outsourcing Centre」を社内に設置しました。同組織は当初60名程度の人員規模で開始し、東南アジア各国にある販売拠点およびABeam社のアジア拠点と連携して新サービスを同地域に展開する。

NECSAPはPointsec社の有するソフトウェア関連製品の東南アジアにおける販売代理店として、セキュリティに関する新たなサービスを提供することにした。

Pointsec社は暗号化技術で世界の先端にあり、ノートパソコンに搭載する暗号化ソフトでは世界有数のベンダー。同社とのパートナーシップにより、生体認証分野でのマーケットリーダーであるNECSAPは、モバイル指向のセキュリティソリューションの提供が可能となり、企業におけるクロスリージョナルな活動や、営業、保守など移動を中心とした業務に対してもセキュリティ面でのアウトソーシングビジネスを展開できることになる。

NECSAPはこのたびのパートナーシップ締結によるより質の高いソリューション提供を含めて、東南アジア地域におけるビジネス拡大を目指し、2006年度の連結売上高は昨年度比約5割増にあたる5億シンガポールドルを目標としている。

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