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三菱倉庫/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年10月30日/未分類

三菱倉庫(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

積極的な営業活動を推進し、物流事業では、医薬品等の配送センター業務の拡大、中国華南での拠点整備等による国際輸送業務の拡充、コンテナターミナル業務の効率化等に努め、また不動産事業では、オフィスビルのテナント確保やマンション販売事業の拡大を図るとともに、横浜ポートサイド地区における大型開発計画の事業化を推進した。

コスト管理の徹底と業務の効率化を一層推し進め、業績の確保に努めた。

この結果、営業収益は、物流、不動産の両事業とも前年同期比増収となったので、全体として同43億7千1百万円(5.7%)増の804億1千5百万円となった。

また営業原価は、物流事業における作業費等の増加や不動産事業における設計施工費、減価償却費等の増加により、前年同期比39億8千5百万円(5.8%)増の725億4千1百万円となり、販売費及び一般管理費は、退職給付費用の減少等により、前年同期比2千5百万円(1.0%)減の26億3千8百万円となった。

このため、営業利益は、前年同期比4億1千1百万円(8.5%)増の52億3千5百万円となり、経常利益は、金融収支の改善等もあり、前年同期比4億7千9百万円(8.9%)増の58億3千7百万円となった。

また中間純利益は、固定資産の減損損失及び賃貸用商業施設の臨時償却額を特別損失として計上したことにより一時的に損失となった前年同期に比べ95億1千3百万円増の41億1千7百万円となった。

セグメント別の概況
倉庫・港湾運送等の物流事業
倉庫、陸上運送の両事業は、医薬品等の配送センター業務を中心に取扱量が増加したため、営業収益は倉庫事業で前年同期比8.2%増の131億8千6百万円、陸上運送事業で同2.3%増の128億2千2百万円。

港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱量が増加したため、営業収益は同0.7%増の100億9千1百万円。また国際運送取扱事業は欧米・アジア向け海上貨物の取扱量が増加したため、営業収益は同5.3%増の224億5千8百万円。

この結果、物流事業全体の営業収益は、前年同期比25億8千1百万円(4.3%)増の630億6千9百万円となりました。また営業費用は、貨物取扱量の増加に伴い作業費等が増加したため、前年同期比20億5千2百万円(3.5%)増の613億7千万円。このため営業利益は、前年同期比5億2千9百万円(45.3%)増の16億9千8百万円。

不動産事業(省略)

通期の見通し
物流事業においては、永年に亘り培ってきた保管・作業管理等の物流ノウハウを生かし、高度なロジスティクスサービスをグローバルに展開し、事業の積極的拡大と収益・利益の増大を図る。

通期の営業収益は、物流事業で倉庫・陸上運送の両事業における医薬品等の配送センター業務の拡大や国際運送取扱事業における欧米・アジア向け海上貨物等の取扱増加により増収が予想される。

この結果、営業利益は、物流事業の利益増加により前期を約7億円上回る109億円程度となり、経常利益は、営業外収支において持分法投資利益の黒字幅減少が予想されるものの、前期を約3億円上回る115億円程度と推定される。

また当期純利益は、固定資産の減損損失及び賃貸用商業施設の臨時償却額を特別損失として計上したことにより一時的に損失となった前期を約87億円上回る70億円程度と見込んでいる。

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