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ケイヒン/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月20日/未分類

ケイヒン(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の営業成績は下記のとおり。

お客様の物流効率化の要請にお応えしつつ、高品質かつ総合的な物流サービスの提供により業務受注の拡大に努めるとともに、経営の効率化・合理化を推進してコスト削減を図るなど、引き続き収益構造の改善に努めた。

その結果、当中間期(連結)の営業収益は213億2千8百万円(前年同期比10億8千6百万円の増収、5.4%増)となり、経常利益は7億4千8百万円(前年同期比1億2千2百万円の増益、19.5%増)。また、中間純利益は4億7千5百万円(前年同期比1億1千3百万円の増益、31.2%増)。

部門別概況
国際物流部門
複合一貫輸送は、北米の輸入貨物取扱いは順調に推移したが、欧州や東南アジアの輸出入貨物取扱いが低調に推移し、取扱量は前年同期比0.7%と減少した。海運貨物も、輸出入貨物の取扱いが低調に推移し、取扱量は前年同期比4.9%と減少した。

航空貨物も、海外主要代理店との提携関係の変更もあって、輸入貨物の取扱いは増加したが、輸出貨物の取扱いが減少し、取扱量は前年同期比13.6%の減少した。港湾作業も、船内作業の貨物取扱いが低調に推移し、取扱量は前年同期比4.3%の減少した。

一方、輸出車輌の海上輸送は、好調に推移し、大幅な増加となった。

以上の結果、国際物流部門の営業収益は87億6百万円(前年同期比5億4千8百万円の増収、6.7%増)。

国内物流部門
倉庫保管・荷役は、葉たばこや化学工業品を中心に順調に推移し、保管残高は前年同期比2.6%の増加、入出庫取扱量は前年同期比5.1%の増加となった。また、一般貨物輸送も、化学工業品を中心に取扱いが堅調に推移し、運送屯数は前年同期比4.2%増加した。

海上コンテナ輸送は、船社受注コンテナの取扱いが低調に推移し、取扱本数は20フィート換算で前年同期比10.3%の減少となった。

以上の結果、国内物流部門の営業収益は95億3千万円(前年同期比2億9千9百万円の増収、3.2%増)。

宅配物流部門
宅配は、通信販売商品の取扱いが好調に推移し、取扱件数は前年同期比14.3%増加した。また、商品センター作業も、通信販売商品や店舗納品商品の取扱いが順調に推移し、取扱個数は前年同期比11.0%増加した。

以上の結果、宅配物流部門の営業収益は28億9千4百万円(前年同期比2億4千1百万円の増収、9.1%増)。

情報部門
物流を中心としたシステムソフト開発に努めたが、需要低迷の影響を受けて業務受注が伸び悩み。以上の結果、情報部門の営業収益は1億9千8百万円(前年同期並)。

通期の見通し
物流事業環境の変化を見極めながら、経営・事業の体質強化を図りつつ、お客様の要望される物流サービスの開発と提供を着実に進め、さらに信頼を高めていく。

個々のお客様のニーズに沿った提案型営業の推進や情報システムの充実を図りながら、経営の効率化・合理化を積極的に推進して収益構造の改善を図り、社業発展に努める。

通期の業績の見通しは、営業収益で415億円(前期比3.2%増)、経常利益で13億円(前期比3.9%増)、当期純利益で8億円(前期比12.4%増)を見込んでいる。

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