（株）ほくやくは、平成18年3月期中間決算短信(連結)の中長期的な会社の経営戦略で、医療用医薬品の流通事業効率化策として、社内プロジェクト(ProjectLionH)推進による次期物流システム構築を行っており、合わせて物流拠点見直しを骨子とした新物流体系計画(設備投資計画)の策定を行っているとしている。
（株）ほくやくフレンテの設立により、同社のコア機能である営業・物流機能を分離し、物流機能の独立強化を図るとともに、効率化と差別化の実現を図るという。
経営成績でも、個々のお得意先とのコミュニケーション強化による営業競争力向上策の実施や、全道の受発注業務集約後の新しい物流体制構築のためのプロジェクト(Project LionH)を推進した。
さらに、社内事務効率化をめざした新基幹システム構築のプロジェクト(Project NEXUS)も新たにスタートさせ、9月には、グループ基盤整備および企業競争力強化をねらいとして、物流受託会社「株式会社ほくやくフレンテ」の設立(10月設立)を発表したとしている。
通期の見通しでは、変化する業界環境に対応していくためには一層の社内効率化と財務体質の基盤強化が不可欠であり、プロジェクトによる物流体系の再構築を推進するとともに、キャッシュ・フロー重視の経営に引き続き取り組んでいくという。
