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郵船航空サービス/平成18年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)

2006年02月13日/未分類

郵船航空サービス(株)の平成18年3月期第3四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

燃油価格高騰による輸送コストの上昇がみられましたが、グループをあげての販売拡大と原価低減活動に努め、増大する輸送需要を確実に取り込んだ。

当今年度より新たに中期経営計画(YAS Global Challenge)を進めており、平成20年3月期の連結営業収益2,000億円、連結経常利益125億円達成を目標に、更なる業容の拡大に努めている。

当第3四半期の業績は、営業収益121,28百万円(前年同月比8.2%増)、営業利益7,342百万円(18.8%減)、経常利益7,825百万円(16.2%減)、四半期(当期)純利益5,140百万円(12.1%減)。

所在地別セグメントの状況
日本
貨物運送事業は、航空輸出は、引き続き堅調な自動車関連部品や、需要回復したアジア向けハイテク・電子部品とともに、欧州向の薄型テレビ、デジタル家電などの荷動きに支えられ、取り扱いは緩やかに増大したが、前年同期の北米西岸での港湾混雑等特殊要因の反動等により、営業利益は減少した。

航空輸入は、医療機器関連や半導体関連品の取り扱いなどが増加し、海上輸送の取り扱いも順調に拡大した。また、旅客事業は、業務渡航を中心とした法人需要の回復を確実に取り込むことにより、順調に推移した。以上の結果、国内関連子会社を含めた営業収益は65,110百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は4,032百万円(同34.0%減)。

北米
航空機関連やハイテク関連機器の航空輸出が大幅に伸びたほか、自動車関連部品の航空輸入が堅調で、海上輸送も輸入を中心に好調に推移した。

また、需要が増加している米墨国境輸送を含めたロジスティクス事業にも積極的に対応し順調に業容を拡大した。好調な販売の伸びとともに、営業費用を抑制した結果、営業収益は11,907百万円(前年同期比26.8%増)、営業利益は723百万円(同60.2%増)。

なお、1ドルあたりの円換算レートは、当第3四半期が113.19円、前年同期が111.05円。

欧州
航空輸入は、自動車関連品や電子部品、医療器具の取り扱いが好調に推移し、海上輸送においても自動車関連部品や機械部品の輸出入が堅調に推移したが、航空輸出は、取り扱いが減少し
た。

以上の結果、営業収益は11,050百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は758百万円(同11.8%減)。なお、1ユーロあたりの円換算レートは、当第3四半期が136.13円、前年同期が137.04円。

東アジア
航空輸出は、パソコン関連やデジタル機器関連が好調に増加した。一方、航空輸入は、半導体関連部品の在庫調整の遅れから、台湾、韓国で取り扱いに停滞感が見られたものの、自動車関連部品やデジタル関連機器が概ね順調に増加した。

また、海上輸送は、デジタル関連部品やプリンターなど輸出入とも大幅に取り扱いが増加した。以上の結果、営業収益は22,833百万円(前年同期比26.7%増)、営業利益は1,218百万円(同21.0%増)。

今後更に成長が期待される華南地域のロジスティクス需要を取り込む体制を整えるべく、中国・福田保税区に物流倉庫会社を設立した。

南アジア・オセアニア
航空輸出は、自動車関連部品や電子部品等、域内物流が堅調に回復し、航空輸入は、デジタル家電製品や、デジタル関連部材が好調な荷動きとなった。また、海上輸送は、主力である自動車関連部品の輸出入が順調に推移した。以上の結果、営業収益は12,166百万円(前年同期比13.0%増)、営業利益は614百万円(同0.5%増)。

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