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日本石油輸送/平成18年3月期決算短信

2006年05月17日/未分類

日本石油輸送(株)の平成18年3月期決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

この結果、売上高330億5千9百万円(前年度比104.1%)、経常利益10億円(87.2%)、当期純利益5億9千7百万円(94.3%)となった。

事業のセグメント別に営業概況
鉄道輸送事業部門
石油部門
寒波による輸送需要の増大に確実に対応したほか、鉄道利用の促進をはかるなど営業基盤の確保に努めたが、平成16年度の天災や事故に対する応援輸送の終了等により、輸送数量は837万キロリットル(前年度比96.6%)となった。この結果、当部門の売上高は115億5千5百万円(97.8%)。

化成品部門
タンクローリー輸送の代替を中心としたISOタンクコンテナのリースが好調に推移したことに加え、
汎用樹脂用ISOホッパコンテナ650個を受注したことにより、合計930個のコンテナリースを成約した。

また、LNG(液化天然ガス)をはじめとする元請輸送を順調に伸ばすなど、積極的な営業活動を展開した結果、売上高は32億4千4百万円(前年度比114.1%)。

コンテナ部門
自動車部品の輸送が好調に推移したことなどにより、前年度を若干上回る実績となった。市場のニーズに合った荷物の積み卸しに便利な両側開きタイプや内容積を拡大したタイプの冷蔵コンテナ、好評な遠隔監視制御システム搭載の冷凍コンテナ等を増備し、商品力の強化を図った。

しかし、乳製品や菓子類の減送、自然災害による輸送障害の影響等により、当部門の売上高は26億6千8百万円(前年度比98.4%)。

以上の結果、鉄道輸送事業における当連結会計年度の売上高は、174億6千8百万円(100.6%)と。

自動車輸送事業
平成17年7月に、主に関東地区においてLNGやLPGなど高圧ガスの自動車輸送を業務とする株式会社極液およびコールドガス・キャリアー(株)を(株)エネックスに統合し、高圧ガス輸送の営業力強化と業務運営の効率化に取り組んだ。

また、営業基盤の拡大を目指し、同年12月に新たに静岡地区(静岡県大井川町)に営業所を開設し、同地区における自動車輸送業務を開始した。
この結果、自動車輸送事業における売上高は155億9千万円(108.3%)。

次期の見通し
鉄道・自動車両輸送事業を組み合わせた総合的な輸送サービスを提供できる物流事業者として着実に地盤を固めるため、積極的な設備投資を行っている。

次期の連結業績は、当連結会計年度と同水準の売上高330億円、設備投資に伴う費用の増加等により、経常利益9億円、当期純利益5億5千万円を見込んでいる。

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