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商船三井/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月10日/未分類

(株)商船三井の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

原油価格と船舶燃料油価格は高いレベルで推移したため、当中間期の平均はUS$339/MTとなり、前年同期と比べ大幅な損益圧迫要因となった。一方為替は前期より円安で推移し、当中間期の平均は\115.83/US$で損益改善要因となった。

売上高は前年同期比19.3%増の7,595億円、営業利益は同23.4%減の729億円、経常利益は同20.3%減の784億円、中間純利益は同22.7%減の477億円と、前年同期比で増収減益となった。

通期の見通し
コンテナ船事業は、各航路とも荷動きは底堅く、欧州航路については引き続き運賃修復に取り組んでいる。北米航路は、旧正月による荷動きの減少など季節要因に対処するため、ウインタープログラムによる一時的な船腹供給調整を予定している。

南米・アフリカ航路は、揚地港における船混みが懸念材料となっている。

不定期専用船事業は、ドライバルク部門は、主力のケープサイズバルカーを始めとして市況は堅調に推移し、自動車船部門は、日本・極東出しを中心に輸送台数の増加を見込んでいる。

油送船部門は、長期契約に基づく安定収益が業績を下支えする一方、市況連動船による収益の拡大を目指す。

タンカー市況は10月に入り下落したが、今後需要期を迎えることから想定内のレベルで推移すると予想しており、LNG船部門は、長期契約に基づいた既定の利益を想定している。

このような見通しのもと、通期の連結業績は、売上高1兆5,850億円、営業利益1,660億円、経常利益1,750億円、当期純利益1,120億円を予想している。

年間配当は、上記予想利益を確保できる前提で、1株当たり18円(うち中間配当金9円)を予定している。

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