トランコムが10月26日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は304億6600万円（前年同期比7.0％減）、営業利益15億4600万円（25.3％増）、経常利益15億2400万円（24.0％増）、当期利益7億3800万円（11.7％増）となった。
事業別の概況は、物流情報サービス事業で第4四半期から低調だった貨物情報量が回復傾向にあるものの状況は厳しく、第2四半期は減収減益だった。
ロジスティクスマネジメント事業は、前期に開設した拠点が寄与し、数値管理の徹底による各拠点の生産性向上が図られたため増収増益を確保した。
貨物運送事業は、車両の稼働率が向上し、燃料費も低減できたため増収増益となった。
アウトソーシング事業は、業務請負部門の受託量が減少したが、諸経費の節減とエムエスケイの連結子会社化などで増収増益となった。
自動車整備事業は車両整備価格の低下、入庫台数の減少などで減収減益だった。
通期は売上高644億5000万円（1.1％減）、営業利益32億円（10.9％増）、経常利益31億6000万円（10.8％増）、当期利益16億8000万円（11.7％増）を見込んでいる。
