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東洋埠頭/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月15日/未分類

東洋埠頭(株)の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

営業体制を強化して新規貨物の集荷に努める一方、業務の一層の効率化、合理化を進め、今中間期は、昨年12月に開始した大阪地区での青果物事業が営業収入の増加に寄与したが、利益面では逆に圧迫要因となった。

また、志布志地区におけるコンテナの取扱いや国際物流部門における取扱いがそれぞれ減少したことなどにより、増収減益となった。

中間期の営業収入は、158億3千9百万円(前年同期比9億9百万円の増収)、経常利益は、5億2千7百万円(9千万円の減益)、中間純利益は、2億8千3百万円(4千8百万円の減益)となった。

部門別概況
埠頭部門
経岸貨物量は、272万トン(前年同期273万トン)。雑穀は、川崎・志布志両地区で増加しましたが、鹿島地区で減少したことにより、前年同期(213万トン)を下回る211万トンの取扱い。

石炭類は、従来の取扱のほかに新規荷主向けの石炭を取扱ったことにより前年同期(19万トン)を上回る30万トンの取扱い。鉱石類等その他貨物は、シリカサンド、ソーダ灰などの取扱いが減少したため、前年同期(40万トン)を下回る30万トンの取扱いにとどまった。

当部門における営業収入は23億4千5百万円で、前年同期比3.9%の減収。

倉庫部門
入出庫数量は、184万トン(前年同期171万トン)。平均保管残高は、数量で26万トン(25万トン)、金額で463億円(456億円)。一般倉庫貨物は、金属製品・機械が増加したが、化学工業品、食料品などの取扱いが減少。

輸入青果物は京浜地区において、シトラス、バナナの取扱いが増加したものの、野菜やキーウィフルーツが減少。大阪地区は、バナナやキーウィルーツ、シトラス、野菜等を取扱い、その結果、グループ全体の取扱数量は大幅に増加した。

冷蔵倉庫貨物の取扱いは順調。

当部門における営業収入は99億4千1百万円で、前年同期比16.7%の増収。

その他部門
国際物流業務、施設賃貸業務、コンテナターミナル業務、工場構内作業などで構成されていますが、これらの内、国際物流業務とコンテナターミナル業務の取扱いが減少した。

営業収入は、35億5千2百万円で、前年同期比10.5%の減収。

通期の見通し
引き続き積極的な集貨活動に努め、営業収入の増加を図ると共に、グループ間の連携を密にし、業務の効率化、合理化を進め、諸経費を圧縮し、利益率の向上に努める。

平成18年度の連結業績について営業収入320億円、経常利益10億円、当期純利益5億6千万円と予測している。

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