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上組/平成19年3月期中間決算短信(連結)

2006年11月15日/未分類

(株)上組の平成19年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は、下記のとおり。

同社グループは、コンテナターミナル直結型物流センターでのサプライチェーン・マネジメントをも含めた国際複合一貫物流を構築し、顧客にリードタイムの短縮とトータル物流コストの低減をもたらす同社グループ独自のグローバルな総合物流サービスを提供するとともに、バージを利用したグリーン物流に対応する新たな輸送方式の策定に取組むなど、積極的な提案型営業の展開とコスト競争力の強化を推進し、経営の効率化にグループを挙げて取組んだ。

この結果、当中間期における作業収入は前年同期に比べ6.8%増収の1,026億78百万円となり、利益面は、作業収入の伸長に伴う外注費等の営業費用の増加があったものの、作業効率の追求と戦略的な合理化・省力化投資効果により、営業利益は10.8%増益の106億35百万円、経常利益は10.0%増益の112億20百万円、中間純利益も8.4%増益の65億20百万円となった。

事業別の概況
港湾運送事業部門は、コンテナ、自動車、機械、プラント等が好調な取扱いとなったことから、作業収入は362億66百万円と6.5%の増収となり、営業利益は51億28百万円と7.2%の増益。

倉庫と運輸関連事業部門は国内景気の拡大を反映して倉庫工場荷役請負事業が増収となり、倉庫事業では新設物流センターの増床効果により保管収入は増加となったが、保管貨物の回転率の低下から、荷役収入は減少したものの、自動車運送関連事業がサプライチェーン・マネジメントの浸透により増収となったことから、作業収入は573億52百万円と3.9%の増収、営業利益は46億17百万円と10.7%の増益。

その他事業部門はエネルギー関連作業、重量貨物運搬と建設機工作業の取扱いが順調に推移したことから、作業収入は90億59百万円と31.5%の増収、営業利益では8億89百万円と38.6%の増益。

通期の見通し
顧客ニーズに最適な物流サービスを提供する総合物流企業として、戦略的な設備投資と顧客満足を追求したサービスを展開するとともに、収益の拡大とコスト競争力の強化を推進し、さらなる発展を目指し、当期の業績予想は、作業収入2,050億円、経常利益223億円、当期純利益129億円を見込んでいる。

通期の配当金は、創立140周年記念配当1円を含む1株当たり年間配当金9円50銭の配当を予定している。

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