日本郵船(株)は、危険品の取り扱い知識向上、誤申告・虚偽申告による危険品・化学品の船積み事故防止を目的として、危険品安全対策会議を上海、東京で開催した。講師には、船主の相互扶助を目的とする第三者賠償責任保険組合「UKP&IClub」を招いた。
同社の定航マネジメントグループがことし9月1日から、「Carriage of Dangerous Goodsby Sea」キャンペーンとして危険品の誤申告、虚偽申告による船積みの防止対策を強化するため、①危険品・化学品の予約時のチェック機能強化②危険品e-ラーニングプログラムを通じた自社スタッフの危険品取扱い方法の徹底③全世界のブッキングオフィスをカバーする危険品ヘルプデスク機能の設置――を推進している。