LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

富士物流/売上高19.0%減、当期損失5500万円

2009年10月29日/3PL・物流企業

富士物流が10月29日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高166億8800万円(前年同期比19.0%減)、営業利益3800万円(91.8%減)、経常利益300万円(99.3%減)、当期損失5500万円(前期は1億7600万円の当期利益)となった。

一般顧客向けの売上高は、82億5900万円(19.9%減、構成比49.5%)。前連結会計年度後半から精密機器関連の大口3PL業務を開始し、化粧品通販関連の取扱高が増加したが、工業用ミシン、チップマウンターの取扱高や海外向けのトラクターの取扱高が減少したことなどで、既存顧客の荷動き全般が落ち込んだ。

富士電機グループ向けは、84億2900万円(18.1%減、構成比50.5%)。発電変電プラントの取扱高は堅調に推移したが、磁気記録媒体、半導体、自動販売機関連、インバータ、制御機器などの取扱高は低調に推移した。

営業利益は、緊急損益改善委員会を立ち上げ、経費の削減と固定費の圧縮に努めたが、大幅な減収により3800万円(91.8%減)となった。

国内物流事業の売上高は131億3200万円(16.8%減)だった。

通期業績予想は、売上高335億円、営業利益4億円、経常利益3億5000万円、当期利益1億円の見通し。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース