LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

鈴与シンワート/平成19年3月期、増収増益

2007年05月18日/決算

鈴与シンワート(株)の平成19年3月期の業績は、売上高が102億25百万円(前期比8.3%増)となり、情報サービス事業の売上高増加と売上総利益率の向上により、経常利益は3億82百万円(1億2百万円増)となった。税引前当期純利益は3億86百万円、当期純利益は1億93百万円となった。

情報サービス事業は、主力の「受注ソフトウェア」で金融向け、官公庁向けなどが増加し、前年比で3年連続の売上高の増加を維持し、物流事業は、環境問題への対応や原油価格の高騰に伴う燃料コストの増大を収受料金に反映できず、また、期待された羽田空港関連の港湾荷役業務も開始が翌期にずれ込むなど、厳しい状態が続いた。

次期の見通しには、情報サービス事業で、物流システム開発、ビジネスインテリジェンス導入支援事業の効率化を狙った組織変更を実行し、体質強化を図るとともに安定基盤である公共・金融分野のシステム開発、人事給与を主体としたプロダクト事業のさらなる拡大を目指すことにより売上高、利益ともに増加する見込み。

物流事業は、陸運事業において差し替え予定のセメント輸送車両を増トン車あるいはトレーラーへ変更することによる運送積載効率の改善で売上高の増加を見込みで、次期は、売上高103億25百万円、経常利益は4億5百万円、当期純利益2億20百万円を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース