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日本郵船/大型コンテナ船全船に、受電装置搭載を決定

2007年05月01日/未分類

日本郵船(株)は環境対策の一環として、運航する大型コンテナ船全船に対し、接岸・荷役中に船が必要とする電力を陸上施設から受け取ることができる、受電装置(AMP:Alternative Maritime Power)の搭載を決めた。

受電装置は、陸上の施設から電力を受け取る装置で、接岸・荷役中のコンテナ船の必要電力を陸上から供給することにより、相対的に発電効率の低い船内発電機の使用を抑えて、CO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)、PM(排気微粒子)などの大気汚染物質の放出量を低下させる。

同社は、2004年に受電装置を搭載したコンテナ船”NYK ATLAS”をアジアと北米西岸を結ぶ航路に投入し、現在ロサンゼルス港の同社コンテナターミナル(YTI:Yusen Terminals Inc.)にて陸上施設から電力の供給を受ける接続試験を行なっており、ことし8月を目途に受電装置の本格的な運用を開始する。

今後は”NYK ATLAS”を含む就航中の大型コンテナ船18隻と今後竣工する新造船20隻全てに受電装置を搭載し、運航する大型コンテナ船全船が受電装置を完備する。

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