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ヤマタネ/平成19年3月期、減収減益

2007年05月21日/決算

(株)ヤマタネの平成19年3月期の連結業績は、食品部門における玄米販売の減少と金融・証券部門での営業収益の減少により売上高は536億81百万円(前期比7.2%減)となり、営業利益は金融・証券部門の利益の減少等により40億35百万円(7.4%減)、有利子負債の残高減少に伴う支払利息の減少により営業外損益は改善したが、経常利益は26億67百万円(1.7%減)、当期純利益は、特別利益として前期に計上した商品取引責任準備金戻入(7億80百万円)が減少し、税金関連費用が増加したことから、9億74百万円(53.8%減)となった。

物流部門は、横浜市鶴見区において新たに倉庫を建設し、ことし1月り安善営業所として営業を開始。また、物流効率化の顧客ニーズに対応しアウトソーシング受託業務を積極的に推進した結果、輸出入業務も含めた一括受託業務が増加し、さらに海外引越業務も順調に推移したことから、売上高は179億48百万円(4.6%増)と増収になったが、荷主の入替に伴うコストの増加や利益率の低下により、営業利益は16億67百万円(8.8%減)となった。

次期の見通し
新規顧客の開拓による一括受託業務への取組みと、飲料・家電を中心とした共同配送の業務拡大と採算向上に注力し、またセキュリティを強化した文書センターの活用により文書保管業務を拡充する。

さらに国際物流関連では、ことし4月より国際本部を新設し、倉庫と組み合わせた国際輸送業務や海外引越業務にも注力する。

平成20年3月期の連結業績予想は、売上高は540億円(0.6%増)、営業利益は物流・食品・不動産部門での増益を計画し45億円(11.5%増)、経常利益32億円(20.0%増)、当期純利益14億50百万円(48.9%増)の見込んでいる。

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