日本郵船の関連会社、NYK LNGシップマネージメント(株)が運航・管理するLNG船“BROOG”は、カタールガス社から「2006年ベストシップ賞」を受賞した。
ベストシップ賞は、カタールガス社の中長期傭船10隻のLNG船の中から、LNG船の管理状況を総合的に評価し、最高点を獲得した船を毎年表彰するもの。
審査項目は、消火設備などの安全設備、エンジンルームやデッキの機器整備状況、入出港に必要な証書や船内文書の管理状況など。
また、NYK LNGシップマネージメント社が運航・管理するほかの3隻のLNG船も上位5隻に入った。
カタールガス社は、カタール国営石油を中心に、ExxonMobil、Total、三井物産(株)、丸紅(株)が設立。 世界シェア15%弱と第3位の確認埋蔵量を背景に、天然ガスの生産・輸出と天然ガスを中心とする関連事業への展開を図っている。