国土交通省が6月25日に発表した平成18年度の航空輸送実績によると、国内定期航空輸送の貨物重量が90万5158トンで対前年比1.7%増となったのに対し、国際航空輸送の貨物重量は131万415トンで対前年比1.1%の減少となった。
国内線では、幹線が大阪(伊丹)線の路線シフトなどの影響で対前年度比1.0%減となったものの、ローカル線で神戸、新北九州空港の新規開港が増加要因となり、対前年度比で6.3%増えた。
国際線は、台湾方面の増加に加えシェアの大きい中国方面、米大陸方面が微増であったものの、太平洋方面、韓国方面の減少の影響が大きく減少となった。