（株）近鉄エクスプレスの平成20年3月期第1四半期の連結業績は、航空貨物取扱い物量が、エレクトロニクス関連を中心に品目、顧客、仕向地ごとにまだら模様の荷動きが見られ、また一部の貨物における航空輸送から海上輸送への変更の動きが前期から継続したこともあり、日本発着を中心に減少した。
航空輸出貨物重量は前年同期比2.0％減、航空輸入貨物件数は同8.0％減、海上貨物輸送は、輸出容積で前年同期比8.9％増、輸入件数でも同3.5％増となり順調に推移した。
売上高は69,595百万円（前年同期比0.1％増）となったが、直接原価の削減に努めた結果、営業利益は2,938百万円（40.6％増）、経常利益は3,104百万円（39.5％増）となった。
日本の売上高は30,564百万円となり前年同期比3.6％減、米州全体の売上高は9,817百万円となり前年同期比0.8％増。
欧州・アフリカ全体の営業収入は6,103百万円（5.4％増）、東アジア・オセアニア全体の売上高は18,666百万円（4.2％増）で、東南アジア・中近東は6,511百万円（0.7％減）。
