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モスフードサービス/生鮮野菜の食材配送で環境負荷値の測定結果発表

2007年10月15日/CSR

モスバーガーを展開する(株)モスフードサービスは10月12日、生鮮野菜の食材配送時の環境負荷値を測定し、結果を公開した。

2006年4月1日から1年間測定した2006年度は、2005年度に比べて食材配送量1tあたりのエネルギー使用量が257.9MJ(メガジュール)、温暖化負荷は21.2kg(CO2換算)の削減となった。

同社は産業環境管理協会が推進する「エコリーフ環境ラベル」の認証を取得しており、同社のチェーンで全量国内調達して使用量が多い、トマト、レタス、タマネギの生鮮野菜3品目の配送時の物流システムが認証対象となっている。

エネルギー使用量、温暖化負荷、酸性化負荷といった物流の環境負荷を数値化し、第三者認証することで「環境負荷の低減につなげ、おいしい野菜を提供できる環境を維持できる」としている。

同社は物流での環境負荷低減に力を入れており、1997年に食材配送で常温、チルド、冷凍の三温度帯の一括配送による省エネルギー対策を開始。2003年には食品リサイクルへの実験的な試みとして配送時の原料回収システムの実験をはじめ、同じ年に本格的なモーダルシフトを行った。2004年にはISO14001認証を取得している。

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