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ヤマトHD/9月中間期、デリバリー事業好調で純利益65%増

2007年10月31日/決算

ヤマトホールディングス(株)が10月30日に発表した9月中間期の連結業績は、主力のデリバリー事業が堅調に推移、燃料油の高騰を吸収し、中間純利益が前年同期から65.1%増加した。

同社は宅急便、クロネコメール便などデリバリー事業の着実な拡大を図りつつ、グループ経営資源を生かした非デリバリー事業に注力。5月に丸井グループと戦略的提携で合意し、9月にはヤマトホームコンビニエンス(株)と丸井グループの(株)ムービングの宅配事業を統合した。

連結業績は、売上高5842億300万円(前年同期比4.7%増)、営業利益267億700万円(17.3%増)経常利益は280億200万円(17.5%増)、中間純利益150億3700万円(65.1%増)。

宅急便の総取扱個数は5億9200万個(4.9%増)、クロネコメール便事業の総取扱冊数は10億5000万冊(13.8%増)となった。

BIZ-ロジ事業では、効果的な販売組織を構成して顧客の物流トータルコストを削減させるソリューション営業を積極的に展開し、医療品の物流を総合的にサポートするメディカルロジスティクスの製品物流サービスなどが順調に推移。ホームコンビニエンス事業は、ムービングの宅配事業とを統合し、営業体制を強化したことで「らくらく家財宅急便」が順調に推移した。

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