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福山通運/中国・京大物流との提携効果、精密機器メーカーの物流センター誘致

2007年11月12日/決算

福山通運(株)が11月9日に発表した9月中間期の連結業績は、売上高1237億5400万円(前年同期比2.0%減)、営業利益19億4400万円(2倍)、経常利益23億4700万円(68.4%増)、中間純利益8億400万円(前年中間期は46億7700万円の赤字)となった。

環境問題に対応した車両購入による諸経費や税制改正に伴う減価償却費が大幅に増加したものの、運行幹線ダイヤの見直しによる傭車費などの輸送委託費用が減少したため、営業利益が大幅に改善した。

選別輸送の影響で不採算荷物の輸送量は減少したが、依然として「小口商業荷物を巡る同業者間競争がし烈」として、「輸送単価はほぼ下げ止まったものの適正運賃収受への改善が進まなかった」。

流通加工事業では、国際物流と国内輸送をリンクした営業展開を強化し、一貫輸送の拡大を推進。業務提携先である京大物流(中国・大連)との取り組みで、精密機器メーカーの西日本物流センターを広島流通センターに誘致するなど事業分野の拡大を図った。

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