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ケイヒン/9月中間期、不採算取引の見直し進め、中間損失0.5億円

2007年11月16日/決算

ケイヒン(株)の9月中間期連結業績は、売上高237.2億円(前年同期比1.3%減)、営業利益12.8億円(37.6%増)、経常利益10.3億円(45.3%増)、中間損益0.5億円の損失(前年中間期は4.9億円の利益)となった。

不採算取引の見直しを進めて財務体質の改善を図ったものの、中間損益は会計処理方法の変更に伴う過年度分の役員退職慰労引当金などを特別損失に計上した。

国際物流部門は、複合一貫輸送で香港の輸出貨物取扱いが低調に推移したものの、日本での輸出入貨物取扱いが順調に推移。プロジェクト貨物も貨物取扱いが好調に推移し、大幅に増加した。

海運貨物は、輸出貨物取扱いが増加したが、輸入貨物取扱いは減少。港湾作業も船内・沿岸作業の貨物取扱いが伸び悩んだ。航空貨物も、輸入貨物取扱いは増加したが、輸出貨物取扱いが低調に推移した。輸出車両の海上輸送も、自動車専用船の船腹不足の影響を受けて減少した。

国内物流部門では、倉庫保管・荷役は紙製品や事務機器を中心に取扱いが好調に推移し、保管残高は前年同期並となった。一般貨物輸送は、化学工業品や日用工業品を中心に取扱いが減少し、運送トン数は前年同期比3.8%の減少。海上コンテナ輸送も、コンテナ貨物取扱いが低調に推移し、取扱本数は20フィート換算で9.7%の減少となった。

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