高千穂交易は12月5日、拡大する中国事業の強化を図るため、海外子会社の高千穂交易（香港）有限公司が全額出資で現地法人を設立し、2008年1月から営業を開始すると発表した。
これまで上海では、高千穂交易香港の駐在員事務所を配置し、中国に生産拠点を置く日系企業に現地での部品調達や技術面でのサポートを行ってきた。拡大する中国事業をさらに強化していくため、駐在員事務所に代えて現地法人を設立するもの。
現地での取引の円滑化を図るとともに、顧客サイドの商品開発・設計プロセスへの積極的な関与など、営業・技術サポート機能の強化に取り組む。将来的に、電子部品・機構部品などの中国市場内ビジネスも視野に入れる。2008年12月期の売上高は9億円程度を見込む。
