商船三井の芦田昭充社長は、年頭挨拶で「2008年度には、グループにおける日本を経由しない三国間のビジネスの売上高と利益が、初めて全体の50%を超える見込みです。更なる成長を達成するための方策として、2008年を当社グループにとって日本海運からグローバル海運、つまり真の「Global MOL」への一歩を踏み出すグローバル元年としたいと思う」と豊富を語った。
さらに、「今後の海上荷動き拡大の中心となる三国間輸送にも焦点を当てた事業展開を図っていきます。増加する大西洋を中心とした三国間輸送に加えて、インド、ロシア、黒海沿岸諸国やブラジルをはじめとする中南米諸国など、今後経済的躍進が期待される地域での展開を積極的に進めることで事業を拡大し、結果として、海外売上高・利益比率を60%、70%へと伸ばしていきたいと思います」と表明した。