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新和内航海運/08年3月期、鉄鋼・セメント向け石灰石専用船が高稼働

2008年05月12日/決算

新和内航海運が5月9日に発表した2008年3月期連結決算は、売上高178億円(前期比18.2%増)、営業利益15億円(24.6%増)、経常利益15億円(25.6%増)、最終利益9億円(25.0%増)となった。
専用船部門は、鉄鋼、セメント向け石灰石専用船が鉄鋼の高い生産レベルにより高稼働となった。セメント専用船は下期国内需要の減少から若干稼働が低下。電力向け専用船(炭酸カルシウム・フライアッシュ)は石炭火力発電所の高稼働に伴い順調に稼働した。多目的専用船のプッシャーバージはIPP、セメント工場向けの石炭を主体として堅調な稼働となった。
一般船部門は、鋼材輸送で造船、自動車などの製造業向けが好調に推移したことから、新たに船腹の増強を図り、比較的天候に恵まれた結果、前期を上回る輸送量を達成した。また、原料輸送は副原料やコークスの輸送量が増加したことに対応して大型船を中心に船腹を拡充し、前期を上回る輸送量となった。電力関連の撒積貨物やプラントなど新規貨物の獲得も輸送量の増加に寄与した。

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