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マルハニチロHD/保管物流減収減益

2008年05月13日/決算

マルハニチロHDが5月12日に発表した平成20年3月期決算によると、保管物流セグメントの業績は、売上高は140億8800万円(前期比3.2%減)、営業利益は10億9500万円(28.5%減)となった。
水産物の国際的な需要拡大に伴う買付競争の激化の影響を受け、日本市場への輸入貨物が減少するとともに、顧客の在庫圧縮の動きが継続したことに対応し、集荷に努めたが、貨物の取扱い数量の減少を押しとどめるには至らず、保管料収入は減少、税制改正に伴う減価償却費の負担増などもあったため。
次期の見通しでは、保管物流セグメントは平成20年4月にマルハニチロ物流が発足し、太平洋沿岸の主要都市をカバーする冷蔵倉庫38拠点、庫腹量58万トンを保有するコールドベルトネットワークが完成しており、今後は、職員不祥事により失墜した信用の回復を図るとともに、実績のある保管事業に加え、通関業務の拡大や配送業務の強化などを進め、物流に関する総合的なサービスの提供に取り組むとしている。

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